こんにちは!プラント設備工事のエキスパートとして兵庫県高砂市を中心に兵庫県加古川市など県内や近畿地方にてご依頼を承っております、株式会社入江総業です。
弊社は、安全・丁寧な施工を通じて、お客様との信頼関係を築いてまいりました。
今回は、アーク溶接の現場でよく目にする防塵マスクがなぜ必要なのかを解説します。
なぜ防塵マスクが必要なのか
アーク溶接の作業中には白い煙が発生します。
防塵マスクが必要な理由は、その白い煙にあります。
白い煙の正体は溶接ヒュームといい、溶融金属の蒸気が空気中で冷やされて微小な金属粒子となったものです。
溶接ヒュームは、気道を通って肺に取り込まれてしまうと肺がんの原因となります。
またアーク溶接は、アーク放電現象に発生する熱を利用した溶接の総称で、シールドガスを利用するTIG溶接やプラズマアーク溶接、被覆アーク溶接、MIG溶接、MAG溶接が該当します。
肺がんにならないためには、溶接ヒュームにばく露しないことが重要です。
平成24年4月からは、屋外においてアーク溶接作業を行う場合についても防塵マスクの着用が義務化されています。
肺がん予防のため、適切な防塵マスクを確実に着用しましょう。
適切な防塵マスクとは
アーク溶接を行うときに使用する防塵マスクは、型式検定合格品を使用しなければなりません。
ドラッグストアなどで市販されている風邪・花粉症用のガーゼや不織布のマスクは使用できないので注意してください。
型式検定合格品は、全てに型式検定合格標章が表示されています。
ホームセンターなどで購入する場合は、粉じん作業用などと表記されているものでも、型式検定合格標章のマークがあることを確認しましょう。
また、アーク溶接作業時の防塵マスクのレベルは、DS2・RL2以上のものでなければなりません。
防塵マスクは、作業内容・作業環境等に応じて適切な種類を選ぶ必要があります。
詳しい選定基準を確認し、正しい防塵マスクを着用して作業しましょう。
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