こんにちは!兵庫県高砂市を拠点に、兵庫県加古川市などの近畿地方を中心に活動している株式会社入江総業です。
株式会社入江総業では、プラント設備に関わるメンテナンスや補修工事を行っています。
今回は溶接工事で用いられる抵抗溶接についてご紹介いたします。
抵抗溶接とは
抵抗溶接とは圧接に分類される溶接方法で、被溶接材に圧力を加えた後に電気エネルギーを通して発生した抵抗熱により被溶接材を接合させる方法です。
抵抗溶接は母材を直接溶かして接合するため、補助材料を使用する溶接方法に比べ強度が高く部品同士をより強く接合させることができます。
また、他の溶接方法に比べ作業時間が短く、大量に生産品を加工する自動車製造などにしばしば用いられます。
抵抗溶接の原理
抵抗溶接は被溶接材の金属を重ね合わせ溶接する部分を電極で加圧し、数十アンペアから数万アンペアの電流を流して被溶接材の抵抗によって生じる熱を利用するといった原理で接合する工法です。
抵抗溶接には、電流・加圧力・通電時間の3大条件と呼ばれる条件があり、各条件が密接な関わりを持っているため、3つの条件のうち1つでも適していないものがあると密着不良やでき栄えの欠陥などの不具合が生じてしまいます。
そのため、施工する際には条件管理は必ず行わなければならないものなのです。
抵抗溶接の特徴
抵抗溶接は被溶接材に通電した時に発生する熱を利用するため、接合用の補助剤を使用しなくても溶接ができ、溶接跡が目立ちにくいというメリットがあります。
さらに、他の溶接方法に比べ作業時間が短かかったり製造にかかるコストを抑えられたりなどの効果も期待できます。
また、アーク溶接や半自動溶接などは紫外線や人体に有害な物質を発生させることがありますが、抵抗溶接はそういった物質が発生しないため作業環境を安全に保つことができるのです。
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