こんにちは！弊社は兵庫県高砂市に拠点を置き、兵庫県加古川市を中心とした関西圏で、溶接工事やプラント設備工事、補修工事などを請け負っている株式会社入江総業です。
溶接工事では作業の性質上、対策を怠ると被害が出る現象がいくつかあります。
そこで今回のコラムでは、溶接工を目指す人にぜひ知っていただきたい、溶接ヒュームの対策法についてご紹介します。
溶接ヒュームとは
溶接ヒュームとは、溶接時に発生するアーク熱によって溶けた金属が蒸気になり、空気中で冷えて細かい粒子となったものです。
細かい粒子ですので吸ってすぐに何か影響が出るわけではありませんが、数年に渡って吸引し続けると肺線維症になる可能性があります。
肺線維症はアスベストを吸うことで発症する病気としても有名です。
対策方法
溶接ヒュームは、日頃から対策を行うことで予防することができます。
まず溶接ヒュームの濃度を下げるために、十分な換気を行いましょう。
特にアーク溶接を行う際には、全体換気装置などによる換気対策を行うことが義務付けられています。
また、防護性能マスクを着用することも重要です。
防護性能マスクは溶接ヒュームの濃度に応じて種類がいくつかあるため、適切なマスクを選ぶようにしましょう。
そして面体形のマスクを使用するときは、正しく着用できているかの確認も行ってください。
マスクは正しく装着していないと、効果を十分に発揮することはできません。
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